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カバー株式会社 定時株主総会 質問例

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カバー株式会社
目次

6/27(木)に行われる、カバー株式会社の第8期定時株主総会招集の通知がありました。

IRニュース | カバー株式会社

メタバース指向の会社なだけあってバーチャルオンリーとなりました。大阪で生活している身としては、現地で口頭質問と質問をWeb投稿とで不平等が生じるのはいかがなものかと思っていたので、大歓迎です。

株主総会に参加できるが特に質問することが思いつかないという方のために、質問例をいくつか用意してみました。ご参考にどうぞ。

なお、当日の質問はテキストで1人2問、1問あたり200文字までとなりますマシュマロノック配信かよ、あと300文字はいるだろ事前質問の受付は6/19(水)午後6時までです。

ホロアースへの投資について
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ホロアースへの投資について。ホロアースの(2024年3月期)開発費用20億円というのは、どの程度の規模のゲームを目指して設定した数字か。売り切りのコンジューマーゲームではなくマルチプレイヤーオンラインゲーム(メタバース・プラットフォームともいう)なのでバックエンドには相当額を投資していると想像するが、この額で足りるものなのか。(164文字)

取締役会体制の変更について
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取締役会体制の変更について。今回の第1号議案はプライム市場上場を意識したものか。

第4号議案について
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第4号議案を否認する。加えて、社外取締役を除く2名の役員報酬を、社会保険に加入し生活費と税金を賄えるだけのミニマムの報酬額とすることを提言する。現在御社の株価はグロース市場上場直後の価格にまで低迷している。2名の取締役は御社の株の38%を保有しており、役員報酬としては株価を上げることが報酬となるはずである。是非、市場評価を高めるという覚悟を持って経営に臨んで頂きたい。(185文字)

EXPO及びfes. についての提案
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EXPO及びfes. については、その応募倍率から、需要に対して供給が全く追いついていない状況と考える。ホロライブプロダクションのファンの数を増やす上でも、供給を増やし、応募倍率を下げることは必須と考える。提案として、fes. について主要都市圏にサテライト会場を開設し、グッズについては来場者限定で配送料無料でオンライン注文可能とする、EXPOの入場資格を1人あたり1日のみに制限するのはどうか。(199文字)

EXPO及びfes. について。有志によるXにおけるアンケート調査では、ローチケ2次先行では応募倍率がEXPOは10倍、fes. は20倍以上という結果が出ている。需要に対して供給が全く追いついていない。ホロライブプロダクションのファンの数を増やす上でも、供給を増やし、応募倍率を下げることは必須ではないかと考える。提案として、fes. を幕張メッセだけで開催するのではなく、主要都市圏にサテライト会場を開設し、グッズについては来場者限定で配送料無料でオンライン注文可能とするのはどうか。また、EXPOの入場資格を1人あたり1日のみに制限してはどうか。(276文字)

参考情報
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仮に応募倍率を20倍とした場合、90%の確率でチケットを当てるには45回以上申し込む必要がある。

$$ 1-0.95^n>0.9 $$

50%では15回以上。つまり現状ではほぼ当たる見込みがない。

例として、国民的アイドルグループである乃木坂46のライブ(全国ツアー)の応募倍率は2.5~10倍との予想がある。

乃木坂46ライブのチケット種類と当選確率を徹底解説 – 坂道どっとこむ

株主優待については、株主に対して追加で抽選枠を用意するなどの優待はフェアではないと考える。そのような施策は考えないで頂きたい。

EXPO・fes. チケットの高額転売について
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EXPO・fes. チケットの高額転売がみられるが、チケットの公式トレードに対応する予定はないのか?

収益構造の転換について
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収益構造について。現在のポートフォリオはtoCのマーチャンダイジング頼みである。既存ファンがグッズを十分に手に入れ興味を持たなくなることを危惧している。収益構造の抜本的な変革は必至ではないか。toCのメタバース事業で売り上げる仕組みはしっかり検討しておられるか。マーチャンダイジングに匹敵する利益を出すためにはメタバースの予算規模は適切なのか。また、toBのライセンシングの進捗はどうなっているのか。(200文字)

収益構造の転換について。現在の御社のポートフォリオはマーチャンダイジング(グッズ)頼みである。既存ファンがグッズを十分に手に入れて満足してしまい、それ以上買わなくなることを危惧しており、その場合新規ファンからしか売り上げを上げられないことになる。そのような事態になる前に、収益構造の抜本的な変革は必至ではないか。現在toCのメタバース事業に注力しておられるが、デジタルコンテンツで売り上げを上げる仕組み(ソーシャルゲームにおけるガチャや、メタバース内限定のコンテンツ等)はしっかり検討しておられるか。それにより現在のマーチャンダイジングに匹敵する利益を出せるとお考えか。そしてそこにかける予算は適切な規模なのか。(306文字)

欧州への進出について
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現在御社の事業展開の地域は日本・北米・東南アジアであるが、欧州へ進出する予定はあるか。欧州の投資家の日本への関心度の高さを鑑みるに、将来の資金調達のためにも欧州へ進出すること、そして事業のさらなるグローバル化を図ることは必至と考える。(117文字)

(未検証)YouTube音楽ライブ配信のビットレート低過ぎ問題
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YouTube音楽ライブ配信の画質は非常に悪いと感じる。YouTubeの制限であるライブ配信のビットレート4Mbpsはエフェクトを盛ってかつカメラとタレントの動きも大きい音楽ライブ配信をやるには細すぎると思われる。Google社と相談し、10Mbpsに上げることはできないか。(138文字)

参考情報
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YouTubeのビットレート。

ライブ エンコーダの設定、ビットレート、解像度を選択する - YouTube ヘルプ

SPWNは5.5Mbps

SPWNの配信画質を知りたい

Abemaは4Mbps

公式ファンクラブのインセンティブについて
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公式ファンクラブのインセンティブについて。価格設定に対してインセンティブが十分でないと感じる。YouTubeとの連携に課題はあるが、デラックスプラン会員は公式ショップの送料を無料とする、fes. のチケットを優先販売または前方の席に割り当てるなどご検討頂き��い。Amazonを見習いメンバーシップの特典を増やして頂きたい。(161文字)

ブロックチェーン技術の調査・事業化検討
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ブロックチェーン技術・トークンエコノミー・GameFiについて技術動向調査や事業化の検討はなされているか。具体的には、ブロックチェーン技術を活用し、①企業やサービスを横断したユーザーの推し活行動の把握と、②推し活実績に応じて付与されるトークンの保有者がインセンティブを得る仕組みの設計、③UGC制作促進やクリエイター発掘と経済圏拡大のためのNFT付与とインセンティブ設計、については検討されているか。(200文字)

次のキーワードについて技術動向調査や事業化の検討はなされているか。ブロックチェーン技術・トークンエコノミー・GameFi。具体的には、ブロックチェーン技術を活用し、①YouTubeや公式ショップ・ホロプラス・ホロアースなど、企業やサービスを横断したユーザーの推し活行動の把握と、②推し活実績に応じてトークンを付与し、トークン保有者がインセンティブを得る権利を証明する仕組みの設計、③UGCの実績証明のためのNFT付与とUGC制作促進のためのインセンティブ設計、については検討されているか。(244文字)

タレントの声を学習データとした機械学習モデルの無断配布について
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タレントの声を学習データとした機械学習モデルの無断配布について。YouTubeの配信から抽出した音声を学習データとした機械学習モデルを有償で販売している事例が見受けられる。こうした声の無断商用利用はタレント個人の尊厳の毀損や御社の権利の侵害にあたり、看過すべきでないと考える。二次創作ガイドラインで明確に禁止すべきではないか。また、声の権利の法整備についてコンソーシアムを組織し推進してはどうか。(198文字)

タレントの声を学習データとした機械学習モデルの無断配布について。WebでYouTubeの配信から抽出した音声を学習データとした機械学習モデルを有償で販売している事例が見受けられる。こうした声の無断商用利用はタレント個人の尊厳の毀損や御社の権利の侵害にあたり、看過すべきでないと考える。二次創作ガイドラインで明確に禁止すべきではないか。また、声の権利については法律の整備が追いついていない状況だが、目的を共にする企業・団体とコンソーシアムを組織し声の権利の法整備を推進してはどうか。(240文字)

参考情報
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ホロライブタレントのボイチェン用機械学習モデルを販売している輩がいる件|ゆんたん

バーチャルオンリー株主総会の在り方について
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今回の株主総会について。回答に対して株主が指摘する手段がないのは、上場企業としての適切なコーポレートガバナンスの妨げになっていると考える。議事の進行の上で仕方のない面はあるものの、時間制限を設けた上で口頭で質問する形式を検討して頂きたい。(119文字)

今回の株主総会について。「 すべてのご質問に必ず回答することをお約束するものではありません。」という文言は、会社が恣意的に質問を選ぶための措置か。また、回答に対して株主が指摘する手段がないのは、不都合な質問に対して回答することを回避するための措置か。このような措置は上場企業としての適切なコーポレートガバナンスの妨げになっていると考える。議事の進行の上で仕方のない面はあるものの、時間制限を設けた上で口頭で質問する形式を検討して頂きたい。(219文字)

参考情報
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