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「こわそう。日本が信じたクリエイターエコノミーを。」カバー株式会社のクリエイター搾取は社会悪である

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カバー株式会社 クリエイター ホロライブ 下請法
目次
  • 違法労働により収穫されたコーヒー豆で作ったコーヒーはおいしいか?むちゃくちゃな要求と正当な対価の支払いなく苦しんでいるクリエイターの作品を観て楽しいか?
  • 裏切られた「ホロライブ」というブランド。
  • (上場)企業としての責務を果たせ。

コーヒー農園の話
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ブラジルのコーヒー農園ではかつて(今もそうかもしれないが)違法労働、特に児童労働が行われていた。日本のような先進国の企業はブラジルのコーヒー農園からコーヒー豆を輸入している。日本企業により流通ルートに乗ったコーヒー豆は消費者の元に届き、おいしく頂かれる。

さて、全体像を見て、これが正しいことだと言えるだろうか?おかしなことに、日本企業はブラジルの農園で児童労働が行われていることなどこれっぽっちも知らない。もちろん消費者も知らない。裏で恐ろしいことが行われているのに、誰も知らない。さて、あなたがコーヒーが好きな消費者だとして、児童労働により作られたコーヒーを飲んで、おいしいと感じますか?

では、今度はVTuberコンテンツを考えてみる。カバー株式会社というブラックボックスで隠蔽されているおかげで、我々はむちゃくちゃな要求を呑まされたあげく、正当な対価が支払われなかったクリエイターが創った作品を心から楽しんで観ることができる…本当に?

何が言いたいか。消費者は何も知らずに楽しんでいる。運営会社は自社の利益のために無理難題を押しつけ、それを隠蔽している。生活がかかっているクリエイターは涙を呑みながら必死で作品を創っている…これが正しい社会、クリエイターエコノミーのありかたなのか?これは 「社会悪」 ではないか?

裏切られた「ホロライブ」というブランド
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かつて私は、クリエイターの皆さんがホロライブに携われることを誇りに思って仕事をしているはずだと無邪気にも信じ込んでいた。ところが現実は

  • あいまいでいくらでも修正の余地がある仕様書
  • 企業サイドからの際限ない修正要求
  • 仕様書には修正回数や追加料金は明記されていない(!!!)

これは私の理想論だが、クリエイターの方々には楽しんで仕事をしてもらいたい、ホロライブというブランドに携われることを誇りに思って欲しい、そうして創られたコンテンツが我々に届けられ、安心して楽しめる、これが理想だった。

ところが、実際は酷い扱いを受けたクリエイターの方は、もう二度とこの会社と取引したくないと思っているだろうし、コンテンツの消費者側も、これはクリエイターが正当な扱いを受けて創られたものなのか、疑わざるを得なくなった。

「ホロライブ」というブランドは毀損された。 もはや安心して楽しめるコンテンツではなくなった。

(上場)企業としての責務を果たせ
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これは上場企業に限らずだが、 「企業は社会の公器」 という言葉がある。企業は関わる皆様のリソースをお借りしているのであり、その資源を最大限活かし、社会に貢献した見返りとして、利益という報酬が得られるのである。

その根本の理念がカバー株式会社には欠けていると評価せざるを得ない。関わるお取引先様をないがしろにし、自社の利益のみ追求する姿勢がみられる。 根本的に腐っている 決定的に倫理観が欠けている。

腐った 倫理観が欠けている会社を、 腐った 倫理観が欠けている社員をどうすれば直せるか。それは簡単で、代表取締役を変えればいい。 腐った 社会的責任を果たせない会社をまともな経営者が立ち直らせた例はいくつもある(JALなど)。谷郷元昭代表取締役社長CEOには代表の座を辞任して頂き、カバーをまともな会社に生まれ変わらせる好機である。

2024/11/06 修正:一部失礼にあたる表現があったため、修正しました。